『ベビー・シッターズ・クラブ』(The Baby-Sitters Club)感想

健康情報や学びの記事に加えて、Netflixオリジナルの映画やドラマの感想をちょくちょく書いていこうと思います。

今回は『ベビー・シッターズ・クラブ』(The Baby-Sitters Club)です。

The Baby-Sitters Club (TV Series 2020–2021) - IMDb

このドラマの対象となる視聴者は出演者と同じ年頃の10代の女性だと思うのですが、私はアラフォーの男性ながら(汗)英語の勉強のために見ていました。

このドラマは原作があるようなのですが、特に原作の内容やドラマの前評判も知らず、10代の子供のドラマならシンプルな英語が聞けるから良いかなと思い何となく見始めたのですが、実際見てみるととても良かったです。

このドラマでは、5人の少女が自主的なベビーシッターのサークルであるベビー・シッターズ・クラブを立ち上げて、お互いに協力しながら徐々にベビー・シッターズ・クラブの活動を広げていきます。

各話ごとに、それぞれの少女に順番に焦点を当てながらストーリーが進行していくのですが、扱うテーマが、再婚した家族の話、父娘関係、病気、祖母との交流や別れなど、とても多様であり、かつそれぞれの内容がしっかりと、時にはとてもリアルに描かれています。

こういった家庭によっては必ず向き合わなければならない人生の出来事に対して、少女たちがどのように考えてどのように行動するかを丁寧に描写しているので、10代を過ぎた大人であっても自然とストーリーに引き込まれるのではないかと思います。

また、そういった色んな事情を抱えている10代の少女達ならではの悩みや葛藤もぼかさずに描かれており好感が持てます。

私に娘がいたとしたら、このドラマを娘に勧めることでしょう。

ドラマなので限界はありますが、現実にはこういう事情を抱えて生きている人たちがいるんだということを知るにはとても良い教材であるとも思えたからです。

基本的にはドラマの登場人物は明るくて元気にあふれており、重いテーマを扱っている話であっても、皆それぞれのやり方で乗り越えていこうとするので、見終えた後に悲しみがいつまでも残ることはありません。

また、少女たちだけでなくドラマに登場する大人たちも欠点や葛藤を抱えながらそれを乗り越えていこうとする姿を見せてくれるので、子供たちにとってもそうした前に進むことを諦めない大人たちの姿は励みになるのではないかと思います。

ネットでは、とても良いドラマであるという評判のベビー・シッターズ・クラブでしたが、残念ながらシーズン2で打ち切りとなってしまったようです。

Netflixに加入して、まだベビー・シッターズ・クラブを観たことのない方は、興味があれば是非一度見ていただくことをお勧めします。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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